【代表コラム】スペイン遠征記 – Final Day

Buenos Dias! Como Estas?

本日もベルビュースポーツアカデミー、ベルビューフットボールクラブ府中(BFC)のホームページに訪問頂きまして、ありがとうございます。

先程ようやく自宅に戻ってきました。
バルセロナを出発して、ヘルシンキ・東京羽田~成田経由、そしてマニラ着。所要時間28時間程度掛かってしまいました。

↑バルセロナ中心地からエルプラット空港へ向かう途中、タクシーから撮影。今日で本当に最後の日です。

途中、楽天のプライオリティパスを使って、ラウンジを利用し、休憩も出来たのですが、飛行機の搭乗時間だけで22時間程度でしたので、やはり非常に疲れました。ロシアウクライナ紛争があり、ロシア上空を避けて、北極圏からヨーロッパに入るというルートで昨年よりも飛行時間が掛かり、さらに原油高騰もあり、エコノミークラスで移動を余儀なくされました。

↑上はバルセロナエルプラット空港を出発した時の飛行機内からの写真ですが、下はフィンランドヘルシンキ空港に到着した時の写真です。ヘルシンキはマイナス20度位の寒さでした。

今回の実質5日間のスペイン遠征を振り返ってみたいと思います。

<当初の目的>
①レベル3受講の足掛かり、指導者学校の見学。レアルマドリッド大学MBAの通学決定
②バルセロナ市の視察(大学、住居、街、文化施設等)
③提携先クラブチームの視察、見学

<結果>
①Futcoach10創設者のPabuloさんとの挨拶、紹介、顔合わせをして頂き、Level.3(スペイン最上級ライセンス・UEFA Pro相当)受講の許可を頂きました。ただし、現在問題となっているレベル1・2のオモロガシオン問題が解決しないと受講開始できません。大学院については、現状の仕事、状況からフルタイムでの通学はやはり厳しいのでオンラインコースへの切り替えを検討したいと思います。


②ホテルを所有している日本人の方にお会いして、会社設立・不動産投資についてお聞きする事ができました。スペインでは、日本人でも土地保有ができるとの事で、バルセロナ・エルチェ郊外で土地付きのボロ戸建物件を格安で購入するかもしれません。

③こちらもPabuloさん、池田さんからご紹介で今売りに出ているチームを見学させて頂きました。M&Aの案件は短期間で成約するものではなく数年を要する事となりそうですが、色々と勉強になりました。やはり異国の地でのクラブ経営は簡単ではないので、準備をしつつ、まずはBFC府中での活動、チーム始動、日本国内での提携、Level.3取得、その後のステップとして、考えたいと思います。しかしながら、このようなクラブの保有権を取得し、クラブを経営、日本人・スペイン人の選手・指導者の交流、行き来ができると日本サッカー・府中市のサッカーのレベルが上がる事を確信しました。

<今後のアクションプラン>
5月までにLeel.1・2のライセンス問題については現地の弁護士を起用、解決させて、2024年6月にLevel.3の英語でのオンラインコース受講開始。2025年1月に再び、エルチェに渡り、実地講習を行い、Level.3ライセンス取得。スペイン提携チームでの指導経験を積めればと思います。

②バルセロナは非常に独特な街でした。マドリッドの洗練された感じとは異なり、スペインでも独特の雰囲気を感じました。日本で言うと京都や神戸に近いのでしょうか。できれば、毎年この街にも来て、バルセロナの歴史や文化をもっと良く知りたいと思います。また、次回はカンプノウでバルサの試合を見たいと思います。

③こちらはやはりスペインのフットボールクラブの勉強を座学でもしないといけないと感じました。日本とは異なる、クラブ提携モデル・運営法、至る所にいるプロスカウトの存在、地元の名士のつながりが非常に深いこと、そして経営管理、財務的な管理方法等。ここはやはりレアルマドリッド大学でのSports ManagementのMBAを勉強する事で非常にシナジーを感じました。フルタイムの通学プランでの試験合格・入学証書を受け取ったのですが、今の私の状況を考えると、オンラインでの取得に切り替えた方が良いかもしれません。

当初、かなりの強行スケジュールで、円安・原油高の影響でものすごいコストも高く、最後まで躊躇していましたが、結果としては来てよかったと思いました。
特にエルチェに行き、Pabuloさん、池田さんからスペインサッカーの実情について聞く事ができ、短時間で多数のチームも見せて頂いたので理解する事ができました。

また、オンラインよりもやはり直接出向いて、話をすることでこちらの本気度も伝わってきます。
非常にタイトなスケジュールで、バルセロナ~マドリッド~エルチェ~バルセロナと回って大変ではありましたが、過去2回のマドリッドでの指導者講習会に比べて、フットボールを通して、スペインの事をより理解する事ができて、以前よりももっとこの国を好きになることができました。

私は、もうすぐ50歳で、プロ選手にはなることはできませんが、これまで教えた選手、これから教える選手達がこのスペインの地でプロ選手として活躍できるように東京府中で環境を整えていきたいと思います。

↑ヘルシンキ空港ラウンジで、エナジーバーガーを頂きました。出来立てで美味しかったです。所々、楽天カード付属のプライオリティパスに助けてもらいました。

また、4月からこれまでのBFC、府中市内中学校サッカー部の外部指導員の他に、さいたま市のクラブチームでも指導させて頂く事となりました。


まずはU12、4種年代を中心になりますが、こちらのチームはトップから幼児コースまであるので、少しずつカテゴリーを広げていきたいと思います。

BFC府中のトップチーム、スクール活動も2024年4月より活動再開をしますので、ぜひ近隣の方の参加をお待ちしております!一緒にスペインフットボールを楽しんでいきましょう!

それではまた。アスタルエゴ!

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この記事を書いた人

志村コーチのアバター 志村コーチ 代表理事・監督

フットボール歴40年。現在は日本にてクラブチーム・中学校のコーチをしながら、レアルマドリッド大学院にてフットボールを研究中。直近の目標はスペイン・アジアの最上位ライセンス(UEFA Pro・AFC Diploma Pro)を取得し、スペインで監督をすること。最終目標は、スペイン戦術・スペイン語を標準装備した各拠点のBFC選手達がラ・リーガの選手として活躍すること。まだまだ時間が掛かりそうですが、皆様のご支援・ご協力の程、よろしくお願い致します。

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